テレビで見てすごく楽しそうだったのですが買うとなると結構値段がする上に品薄で入手困難だったので購入を断念。それっぽいのを自作するべく100均に行って考えてきました。簡単にかつ1人単位で考えるとすごく安くできます。あと駒の装飾でオリジナリティーを無限に出せるのでワークショップ的なものをやる方などにもお勧めです。
ルールは簡単でいわゆる3マス×3マスの「まるばつ」ゲームです。このゲームの特徴としては大きいものは小さいのを飲み込めるということです。子供がパックンチョするという風に言ってたのを採用し、小さいコップは大きいコップにパックンチョされるという表現でいきたいと思います。赤対青で青が小さな駒を使ってリーチしても、赤はそれより大きい駒でパックンチョして防衛できるという遊びです。それで最終的に1列ビンゴした方が勝ちというシンプルなルール。
何はともあれとりあえず材料を用意します。
3種類の紙コップをダイソーで買ってきました。205ml、150ml、90mlの3つです。別にこのサイズにこだわる必要はないですが、実際に被せてみて大きいのが小さいのを隠せるかどうかを確認して買ってください。私の行ったセリアのお店にはいいサイズのカップがなかったので今回はダイソーとしました。
取り出すとこのくらいのサイズ。
裏返して使います。
大中小すべてパックンチョしたらこんな感じで完全に隠れていい感じにマトリョーシカになっています。
2チームで各サイズを2個ずつ使うので大4つ、中4つ、小4つを取り出します。1サイズで無理やり作っちゃうというのもありかもです。が、マトリョーシカ感を出すには3サイズ欲しいところ。
コップの裏にマジックなどで〇と×を書くだけでもいいとは思うのですが、少し味気ないので折り紙を張り色分けでチーム分けをしました。
割りばしを井の形にくっつけてプレイマットを作ります。紙に線を描くだけでもいいと思いますが、ちょっとやってみました。(思いついたから^^;)
これでほぼ完成です。
あとは○×の戦いをやるだけ。意外と頭を使いますが、子供の方が強かったりもします。小学生低学年からでも十分楽しめる楽しいゲームが完成しました。下の場合は青が勝ちですね。
実質紙コップに3百円かかっているわけですが、ほとんど紙コップ残っているためこれを完成させるまでにかかった材料費は100円以下です。
ルールは適当ですが以下の通りとして決めて子供と遊びました。
■ルール■
・2チームに分かれて大2個、中2個、小2個の駒を各自持つ。
・ゲームフィル―ルドは3×3マスで先に自分の色で1列作った方が勝ち
・大は中と小をパックンチョでき、中は小をパックンチョできる。
・大と大や中と中、小と小など同じサイズの駒をパックンチョはできない。
・自分のターンでは使っていない手ごまを場に置くか、すでに置いた駒を動かさないといけない。
・手ごまがない場合はにすでに置いている駒をうごかさないといけない。
・すでに置いている駒は好きな場所に移動できるがパックンチョしている場合、下の駒は動かせない。
以上で簡単に遊べます。昔紙に書いて遊んだ○×ゲームはある程度相手がわかっている人だと勝敗がつかないことがあったりするのですが、このゲ―ムはすこし複雑なので最後まで結構考えさせられます。とても面白いのでぜひやってみてください。
これではまだ 寂しいのでマスキングテープで線を入れ装飾してみました。
大には3本線、中には2本線、小には1本線で視覚的にもわかりやすくしてみました。
コップが湾曲してるので意外とまっすぐ張るのが難しくコマ切れにして短いテープをつなぎどんどん作っていくので意外と苦労しました。
このようにマスキングテープなどで装飾するのもいいですが、シールや切った折り紙を貼ったりして2つに分けるのもオリジナリティーが出て楽しいと思います。
以前のハロウィンのときのお菓子の子袋を使うちょっとだけエコ手法(本当にエコなのかは置いといて)を使ってやってみることにしました。今回使用したのは明治のきのこの山、たけのこの里の袋。ちょうど2種類ありどちらも6個ずつ入ったファミリーパックを買い作ってみました。
裏面も切り取ってコップの裏に貼ります。
ででーん。なかなかいい感じに完成しました。
あとは紙に3×3マスを書きそこで戦うだけ。A4用紙を最大限に使ってマスを書きました。
キノコ派が勝つのか、はたまたタケノコ派が勝利するのか。長年続く因縁の戦いに終止符を打つことができる!かも?
お片付けも簡単。まとめるとコップ一個分のサイズになり邪魔になりません。
手作りでゲームを作る良さの一つとして自由に駒を増やしたり、ルールを作ったりすることができます。今回は4×4マスでやるともっと戦略性がでておもしろいのでは?と思いやってみました。
A3の紙があればできますがなかったのでA4用紙2枚つなぎました。
駒も追加で作りました。
大3個、中3個、小3個と先ほどより1個ずつ増やしてみました。
子供と対戦してやってみましたが、3マス×3マスのときよりもっと戦略性が必要になってすごく楽しめました。序盤に安易にパックンチョしたことによりあとで苦しむことになったり、相手の手ごまを見ながら自分の駒を置いたりと頭を使うのですが、柔軟な考え子供の方が強かったりします。年齢に関係なく手軽に遊べる楽しいゲームで楽しかったです。
この4マスパターンでも材料費だけで見れば100円以内で作れます。大2、中3、小5などと駒の配分を変えてみたり、5マス×5マスで作ってみたりと、まだまだいろんな遊び方ができると思うのでぜひお子さんとオリジナル駒を作り遊んでみてください。